インナーケーブル~供給に問題はない
【SHIMANO】のディスクブレーキパッドが世界的に供給不足、という記事を書いたが、シフトレバーやブレーキのインナーケーブル類の供給は大丈夫なようだ。
わたしの場合、頻繁にギアチェンジを行う関係でリアディレイラーのインナーケーブルは3ヶ月しか持たない。
これはSHIMANO STIのシフターが、レバーに直結したタイコ付近で90度曲がり、更にそこから2cmほど進んだあたりでもう一度90度曲がっている構造上の問題なのだと思われる。
ケーブルが摩耗してくるとまずトップギア(8速)にシフトしなくなる。ほどなくして7速にも入らなくなる。
ここまでくるともうワイヤーがほつれて切れる寸前の状態になっていることが多い。
4日ほど前にそんな状態になったためケーブルを交換したが、ワイヤーのほとんどが切れており、残り1本でつながっている状態だった。
完全に断線した状態でのケーブル交換はSTIの奥深くに潜り込んでしまったタイコを取り出すところから恥じなければならないため難儀となる。
わたしの場合は事務用クリップを改造した器具(と呼ぶにはあまりにも貧相だが)でほじくるようにしてタイコを取り出すのだが、だいたいそれに15分ほど要することもある。
なので最近ではトップ付近のギアにシフトしなくなった時点で交換を考えるようにしている。
それにしても、インナーケーブルやディスクブレーキパッドのような頻繁に消費する部品の供給に問題が起きるのは本当に勘弁してほしいものだ。
SHIMANO ( シマノ ) ステンレスシフトケーブル DURA-ACE 1.2 X 2100MMへのリンク