グラベル ロード~納車されて最初に必要なもの

フェザーCX+とレイダック

 

ロードバイクやグラベルロードバイクは購入した時点では走る機能以外のものはなんにもついていません。

なので、通勤に使うためにはいろいろと買い揃える必要があります。ざっと考え付く限りのものだけでも以下のようになります。

もくじ

「せっかく早く走るための自転車を購入したのに重くしてどうする」という意見もあるでしょうが、通勤はレースではありません。

あくまでも安全に、快適に、仕事場と自宅を往復するためのツールです。

安全性のために重くなることについては我慢するしかありません。

それでは、以下は、グラベルロードバイクで自転車通勤のすすめを読んで、その気になられた方々向けにお知らせします。それでは、ひとつずつ見ていきましょう。

「グラベルロードバイクでの通勤のすすめ」はこちら

「ロードバイクとは、そもそも・・・」はこちら

「自転車通勤って流行ってるの?」はこちら

記事一覧はこちら

 

ペダル

WELLGO ( ウェルゴ ) フラットペダル M-21 アルミペダル シルバー

最近は購入時に装備してくれるパターンが多いのですが、購入時点でつけてくれるのかくれないのかを確認する必要があります。

ペダルは意外と壊れやすいです。ベアリング部分がダメになってしまうのです。1年に1回くらいで取り換えざるを得なくなっています。

なお、わたしは使ったことがありませんが、ペダルとシューズを連結させるクリップレスペダルというものもあります。力を効率的に伝え、より快適な走りができるものです。

通勤には必要ない、とわたし自身は考えていますが・・・。

わたしが使っているのは上の「一番安いアルミのもの」です。

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鍵(ロック)

ABUS ( アブス ) ワイヤーロック TRESOR 6512 COMBO ブラック 180

グラベルロード、ロードバイクには鍵はついていません。なのでこれは必ず必要です。

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ヘルメット

OGK KABUTO ( オージーケーカブト ) ヘルメット REZZA-2 ブラック

 

2023年4月に全自転車乗りに努力義務化されたヘルメット。ちょっと近所にママチャリで買物に、という人には不必要と思われがちなアイテムですが、自転車通勤者にとっては必須アイテムになります。

わたしは雨の日に転ぶことが多いのですが、速い速度で転んだ時には間違いなく頭を打ちます。頭を打つと脳内出血が起きたり、ひどい時は死に至ったりします。そこまでひどくならなくとも障害が残る可能性もあります。

ヘルメットをかぶっていれば、頭部へのダメージをそれなりに減らすことができます。なので、ヘルメットは必須です。

上の画像は現在お巡りさんがかぶっているヘルメットを作っている会社のものです。

ヘルメットはほかにも驚くほどたくさんの商品があります。自転車屋さんに置いてある数は少ないので、ネットで購入するのがいいです。意外に安いものもあります。

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アイウェア(サングラス、メガネなど)

OGK KABUTO ( オージーケーカブト ) サングラス NB-01 マット ブラック/コーテッドモーブグリーン

わたしは裸眼で自転車に乗ることはまずないです。毎日通勤していると強風で砂やごみや虫がサングラスや眼鏡に当たったりします。

街路樹の枝が当たったりすることもあります。裸眼だったら、と思うと恐ろしいものがあります。

なので、アイウェアも必須です。

アイウェアにも多くの商品があります。顔の形に湾曲したスポーツタイプのものを選ぶことをお勧めします。

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キャップ

これもわたし的には必須です。ヘルメットの下に被ります。

キャップのつばが雨の日に顔やアイウェアが濡れるのを軽減させてくれます。対日焼けにも少しは効果があります。なのでなるべくつばの大きなものが理想です。

また、キャップが汗を吸ってくれるのでヘルメットが汗臭くなりません。

これはあえてスポーツ自転車向けのものでなくても、スポーツ用のものであればたいていは快適です。

スポーツ自転車向けのものにはヘルメットを兼ねたものもあります。

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スタンド

CYCLE DESIGN ( サイクルデザイン ) キックスタンド ビッグアングルキックスタンド

グラベルロードにも、ロードバイクにもスタンドはついていません。趣味で乗る、レースに出るなどの使用には必要ないものですが、通勤で使用する場合は必要です。

駐輪場の多くは自立できる自転車でないと預かってくれないからです。

注意点としては、キャリバーブレーキの場合と、ディスクブレーキの場合とでは、スタンドを補助的に支えるアームの長さが異なる、ということです。

ディスクブレーキタイプのグラベルロード、ロードバイクを購入された方は、それにつけることが可能なスタンドを選ぶことが重要です。

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フェンダー(泥除け)

雨の日には乗らない、と決めている場合はいらないかもですが、朝は晴れていても夕方急に雨に降られた、ということもあります。泥除けを付けていないと、ズボンどころかパンツも背中もびしょ濡れになります。つけた方がいいです。

ZEFAL ( ゼファール ) ZEFAL DEFLECTOR RM60 PLUS ブラック 泥除け・フェンダーの売れ筋ランキング

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ライト

通勤で使う場合、真夏以外は帰りは夜になるのでこれも絶対に必要です。

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修理キット(?)

TIPTOP ( ティップトップ ) パンク修理キット TT02

実のところキット自体は通勤に必要ありません。通勤時はパンク穴付近をヤスリで削って接着剤とゴムでふさいで乾くまで待つ、といったような悠長なことをやってる時間などないからです。パンクしたら即、チューブ交換になります。

それでは、以下にチューブ交換と、リアディレイラーのワイヤーが切れた時に交換するときに必要な工具を紹介します。

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タイヤをホイールから外すへら

SCHWALBE ( シュワルベ ) タイヤレバー ブルー

これはプラスチック製でたいてい3枚セットで売っています。ロードバイクには必須です。しかし、グラベルロードにはほとんど必要ありません。なぜなら、タイヤが太いためチューブに空気を入れない状態であればタイヤとホイールは簡単に外れるからです。

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チューブ

IRC ( アイアールシー ) チューブ 700X28-35C 仏式バルブ48mm (28-35x622)

わたしは常に700c28~35㎜のものを2本持っています。一度パンクすると立て続けにパンクすることが多いからです。

チューブ交換の際にパンクの原因を特定するのはとても大事なのですが、パンクの原因が1か所とは限りません。

職場に遅刻しないためにもチューブ2本は必須です。

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空気入れ

自宅で空気を入れるもの以外に携帯用の空気入れも必須です。それも気圧計がついているものがお勧めです。携帯用空気入れで空気を入れるのはかなり疲れますが、必要最低限の気圧までは何とか入れないといけませんので。

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アーレンキー・六角レンチ

EIGHT ( エイト ) アーレンキー・六角レンチ テーパーヘッド ヘキサレンチ

リアディレイラーからワイヤーを外すのに必要です。そのほかに椅子の高さを調整したりフロントのギアやブレーキのワイヤーを変えるのにも必要です。なのでこれがないとグラベルロード、ロードバイクが触れません。

5個も6個もついているものもありますが重いだけです。上の3本のもので充分です。たくさんついているものがお好みの方は以下のリンクから見ることができます。

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ワイヤーカッター

SHIMANO ( シマノ ) TL-CT12 ケ-ブル カッター

これは絶対に必要です。多少大きくなっても、多少値が張っても、1発でバッサリとカットできるものでないとイライラします。

インナーワイヤーはラジオペンチやニッパーくらいではすっぱり切れません。何度か修理していると、切れ味が落ちて残り2~3本のワイヤーが残って、それをさらに切ろうとするとワイヤーがほつれてきたりします。

スパッと切れるもの、が必須です。

以下はわたしが通勤時に常に用意している「修理キット」です。アーレンキー・六角レンチ、タイヤをホイールから外すへら、チューブ2本、インナーワイヤー1本、ディスクブレーキパッド2セット、ペンチ、クリップで作ったカギ状の器具、軍手、携帯用空気入れ(気圧計付き)などが入っています。

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ペンチ

PARKTOOL ( パークツール ) LP-7 ペンチ

ディレイラーワイヤーを張るときにあった方がいいです。また、SHIMANO STIレバーの中で切れてしまったワイヤーの先っぽのタイコを取り出す(大抵の場合、右シフトレバーの中、タイコから1㎝のところで切れる)ためには、なるべく先が細くなったペンチが重宝します。

上の画像の向かって左側が運転中に切れてしまったタイコ、右側が切れる前に異常を察知して事前に取り換えたタイコです。

取り換える目安は、2,500㎞~3,000㎞くらいでトップギアにシフトチェンジしにくくなってきます。それは上の写真のようにワイヤーがほつれてきたサインで、トップギアに入らなくなった時、それがシフトワイヤー交換のベストタイミングです。

自分で交換するのが面倒な人は、その時点で自転車さんにもっていく、という手もありますが、お店が混んでいた場合「明日取りに来てください」となるので、自分で交換した方が手っ取り早いです。

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クリップで作ったカギ状の器具

ラジオペンチでも引っ張り出せないほど奥に入ってしまったワイヤーの先っぽのタイコを取り出すのに必要です。これはわりと堅めのクリップを上記のペンチで先っぽのほうだけ直径4㎜ほどの半円状に曲げてやれば簡単に工作できます。

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キャリア

通勤に使うには必須、と言いたいところですが、リアキャリアをつければ確実に車体重量が増えます。ビギナー向けの自転車はただでさえ重く、なるべく重量を増やしたくないので、わたしはトライアスロン車やエアロロードに取り付けるエアロパーツ(ハンドルに取り付ける肘を載せる台つきの長い棒)をつけて、それにスーツやらパンクセットなどを入れた袋を取り付けています。これは好みの問題ですが。

PROFILE DESIGN ( プロファイル デザイン ) TTバイク用(DHハンドルバー) SONIC ERGO 45/25A ( ソニックエルゴ 45/25A ) マットブラック

 

 

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まとめ

以上が、【自転車通勤】ロードバイク、グラベルロードバイク~納車されて最初に必要なもの、となります。

これらすべてが自転車通勤を始めるにあたり、最初から必要かというとそんなこともありません。上記のものはわたしが10年以上自転車通勤を続けてきて、「これがあるといいな」と感じたものたちだからです。

これ以外に、わたしは雨を完全に克服しているのですが、「雨の日に必要なツール」というのもありますので、それはまた別記事でご紹介します。

自宅から職場までだいたい20㎞以内であれば、雪の日以外には全く公共交通機関を使わないで通勤することが可能です。

満員電車にも、通勤渋滞にもほとんど関係なく毎日を過ごすこともができます。

しかも朝晩たっぷり1時間程度の有酸素運動ができる、というおまけつきです。

自転車通勤者が激減している今、あらためて自転車通勤を考えてみてはいかがでしょうか。

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「グラベルロードバイクでの通勤のすすめ」はこちら

「ロードバイクとは、そもそも・・・」はこちら

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