「グラベル ロード で 自転車 通勤」にようこそ。

自転車は自分の足でこいで走る、ヘルシーでエコで楽しい乗り物です。しかし悲しいことに日本では自転車を安全に運転できる環境がまだまだ整っていません。

徐々に自転車にも安全で走りやすい環境が整ってきてはいるものの、現状はまだまだです。今後、より多くの人が、安全に自転車で走れる道路が増えることを願っています。


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なぜ自転車通勤を勧めるのか

理由は以下の3つ。

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(1)ヘルシーだから(健康的だから)

ヘルシーには二つの側面があります。

ひとつはフィジカルな面です。

人間の身体は使わなければ退化していきます。公共交通機関に100%頼り切った生活、自宅と職場との往復だけの毎日は神経が疲れるだけで体力は退化していく一方です。

筋肉は少なくなっていき、身体には余計な脂肪がたまっていきます。そして血液はドロドロになり、徐々に成人病予備軍へとなっていきます。

それに対して自転車は、有酸素運動を長時間継続して行うことができるので、心肺機能の増進、代謝の促進が期待できます。

それに加えて背中から下半身の筋肉が発達します。人間が生活するのに必要な基本的な筋肉です。特に高齢者が鍛えていかなくてはならない代表的な筋肉群です。

また自転車は足首やひざ、股関節にかかる負担はランニングやジョギングに比べて軽いので怪我のリスクも少ないのです。

もうひとつはメンタルな面です。

満員電車に乗るのが好きな人以外は電車通勤自体がストレスとなるでしょう。わたしもそうでした。日曜日の夕方から、もう憂鬱な気分になっていました。

通勤中においては設備の故障や停電、そして事故による運休や遅延、コロナやインフルエンザなどの感染症の恐怖、痴漢にあった、痴漢に間違われた、となどといった危険もごく身近に存在します。

また、コロナが去った昨今、テレワークが廃止になった職場が多いにもかかわらず、通勤電車のダイヤはコロナ対応で減らされたままです。

ウクライナ戦争の影響で原油価格が高騰し、そのあおりを受けて電気料金が値上がりしました。鉄道会社さん達の苦しい懐事情もお察ししますが、通勤時の混雑は激烈と聞きます(わたしは乗ってないのでわかりませんが同僚がそう言っています)。

自転車通勤をすれば、そして、もしそれが好きになれれば、そういったストレスや危険から、まるごと回避できます。朝、家を出た瞬間、また帰りに仕事場を出た瞬間、通勤時間は「エクササイズ」や「遊び」の時間となるのです。

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(2)エコだから(環境にやさしいから)

自転車はガソリンを使いません。なので温室効果ガスを発しないエコな乗り物です(運転者が吐き出す二酸化炭素は勘定に入れていません)。

化石燃料を産業の中心に据えていたこれまでの社会は地球の環境を壊し続けているようです。人ひとりが自転車に乗る、ということはささやかではあるが、エコへの貢献となります。

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(3)自由だから

毎日ぎゅうぎゅう詰めで遅延や運休なども重なるとさすがに参ってしまう。

ここで言う「自由」というのは「公共交通機関に依存しない」ことを指します。内容的にはメンタルなヘルシーと一部重複しますが・・・

公共交通機関、特に日本のJRや地下鉄、バスは世界一便利と言われています。そして実際に便利です。

ただし通勤時には寿司詰め状態となり、実際には寿司よりももっと過酷な状況で多くの人が通勤しているのです。

また、ひとたびちょっと大きめの地震やゲリラ雷雨、台風やテロなどが起きてしまえばそれらはいとも簡単に動かなくなり、通勤者は皆、帰宅難民になってしまうのです。

自転車通勤は、寿司詰め状態の電車から解放され、帰宅難民になるリスクもまるごと回避することができます。終電を気にする必要すらありません。

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自転車通勤者の人口

2020年の国勢調査によると、

  • 日本の人口:1億2千600万人
  • 通勤通学者:5千700万人(人口の45.3%)
  • 自転車通勤者:560万人(通勤通学者の4.4%)⇒全行程自転車

東京都の人口は日本の総人口の約10%なので東京都で自転車通勤をしている人は56万人いると推定されます。東京以外の地域よりも東京の方が就業率が高いはずなので実際はもっとでしょう。

しかし、わたしの走るルートではそれだけの人が走っている実感はありません。通勤時に遭遇する人の数は肌感覚でせいぜい10人程度です。

もちろん、1分毎に10名くらいいたとして通勤時間約2時間として1,200人になります。東京に通勤ルートがいくつあるかわからないので逆に56万人を1,200で割ると約467ルートという計算になります。

なんとなく、それくらいは通勤ルートはあるんではないかと思うので、これから自転車通勤を始めても、自転車混雑によるストレスはほとんどないだろうと考えられます。

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通勤自転車ならグラベル ロードバイク

ロードバイクは全身の筋肉を使って、できる限り少ないパワーで、できる限り長い距離を、できる限り速く走るために開発された自転車です。単にレースをするだけのものではありません。

そして、グラベルロードはロードバイクのなかのひとつの種類ですが、ロードバイクよりもタイヤの幅が太く、ディスクブレーキが搭載されているモデルが多いため水にぬれても制動力が落ちません。

グラベルロードバイクはロードバイクほど速くは走れませんが、ロードバイクよりも堅牢にできていて、安定した走りができるので、安全に通勤することができるのです。

通勤の目的はただ単に速く走ることではなく、無事に行って帰ってくることです。だからグラベルロードは通勤に最適なのです。

当サイトではグラベル ロードで自転車通勤しているわたしが「自転車通勤の実態」について経験したことを公開します。自転車通勤に興味がある人の参考になれば幸甚です。

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