Bridgestone Radacの 後輪ブレーキをShimano 105に交換

先週末に、初号機の後輪のブレーキをダイアコンペのものからShimanoのものに交換することができました。

shimano105brake

初号機とは1988年から乗っているBridgestone Radacのことです。

ダイアコンペの後輪ブレーキに特に恨みはありませんが、わたしの握力ではほとんど効かせることができませんでした。

BRIDGESTONE RADAC(ブリヂストン・レイダック)は、ブリヂストンサイクルが1986年から1990年代後半にかけて開発・販売していたスポーツ自転車(ロードバイク、一部クロスバイク)のブランドです。日本におけるアルミロードバイクの先駆け的存在であり、先進的な技術と高いコストパフォーマンスで人気を博しました。主な特徴は以下の通りです。
 
1. 特徴と技術
  • 「構造接着」アルミフレーム
    レイダックの最大の特徴は、アルミパイプとラグ(接手)を溶接ではなく、強力なエポキシ系接着剤で接合した構造接着工法です。これにより、熱歪みを防ぎ、軽量化と高い剛性(頑丈さ)を両立させました。
  • 軽量・高剛性
    当時の主流だった重いクロモリフレームに対し、アルミを採用することで劇的に軽量化(フレーム単体で約1.5kg-1.6kg程度)されました。
  • 「RADAC」の名前の由来
    この特徴的な構造接着工法に使用された強力な接着剤「RADAC(レイダック)」そのものに由来しています。
  • 優れたデザイン
    1991年にはアルミモデルがグッドデザイン賞を受賞するなど、当時から高いデザイン性を評価されていました。
2. 歴史・位置づけ
  • ロードバイクの先祖
    1980年代のサイクリングブームを牽引し、現代のアルミロードバイクの基礎を築いたモデルとして認知されています。
  • ラインナップ
    アルミフレームモデルが有名ですが、後にはクロモリ(鉄)フレームを採用したモデルや、クロスバイク(フラットバー)仕様も販売されました。
  • 後継ブランド
    1990年代後半に生産が終了した後は、本格スポーツモデルは「BRIDGESTONE ANCHOR(アンカー)」ブランドへ、初心者・中級者向けは「アンカースポーツ」へと引き継がれました。
3. 現在の状況
  • ビンテージバイクとして人気
    頑丈なアルミフレームは現代でも実用可能で、レストア(復元)やカスタマイズのベース車として、ビンテージロードバイクファンに非常に人気があります。
  • 買取市場
    メルカリやオークション等で取引されており、モデルや状態によっては高値で取引されることもあります。
    バイクポート +3
現代のロードバイクと比較すると変速性能(当時の主流はWレバー)などは劣りますが、当時の日本の自転車技術の結晶とも言える名車です。

初号機のブレーキ取付穴の直径は6mmで、現行のほとんどのブレーキは8mm径。行った先々の自転車屋さんに「これにはもうダイアコンペ以外は取り付けられない」と言われていました。

なのでわたしは「後輪ブレーキのブレーキキャリパー穴を8mmに広げてくれる自転車屋さん」を探しました。

しかし基本的に「フレームをいじる」のはリスクが高いのでほとんどのお店に「うちにはできない」と断られました。

なので後輪ブレーキのshimano化はほとんど諦めておりました。

ところがとある自転車屋さんに「自転車屋じゃなくてフレームビルダーさんに頼むとやってくれるかもしれないよ」と言われ、ネットで調べて出会ったビルダーさん(フレームの設計士さん)にお願いすると、「SHIMANO 105ならフロント用のブレーキキャリパーを後輪に使うことによって取り付けられますよ。無理くりフレームをいじると取り返しのつかないことになる」と言われ、その人にお願いしました。

目的はブレーキ取り付け穴を広げることではなくshimanoのブレーキを取り付けることだったわけですから。

すると彼はいとも簡単に前輪用のSHIMANOのブレーキキャリパーを後輪に取り付けてくれました。もちろんブレーキ取り付け穴を広げることもなく。

かくして初号機は前後輪共にSHIMANO 105になりました。

そしてその乗り心地ですが、さすがに後輪ブレーキなので、前輪ほどの制動力はありません。

しかし、ダイアコンペの三分の一~四分の一程度の力で速度調節できるようになりました。素晴らしい!

停車する動作に入るとき、わたしの場合は左手で後輪ブレーキをかけながら右手でダウンチューブのギアで変速します(ダブルシフトの場合皆さんそうでしょうが)。

ダイアコンペの場合、ほとんど減速なんてできなかったので、右手で前輪のブレーキを使って十分に減速してから、初めてシフトダウンしておりました。

それが左手のみ、後ろのブレーキが効かせられるようになったのです。

もう既に通勤ライドに実戦配備しておりますが、信号で止まるたびにつくづく後輪ブレーキをshimanoに変えてよかったなー、と思わせてくれます。

安全性の向上に寄与したことは言うまでもありません。

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